サンタクロースをつかまえて 25th TIFF 東京国際映画祭 日本映画・ある視点部門 正式出品作品 挿入歌 麓健一「メリークリスマス」 yumbo「家」「鬼火」「嘘の町」 はっぴいえんど「春よ来い」 サンタクロースをつかまえて 街の「今」が見えるアプリ area
SENDAI光のページェント

被災した仙台の街が迎えた、初めてのクリスマス。
家族、友人、ミュージシャン…
それぞれの夜をファンタジックに描いた
今年最高のクリスマスドキュメンタリー


2011年12月、仙台の街は震災後はじめてのクリスマスを迎えた。
55万個のLED電球が津波で流され、開催が危ぶまれた仙台の冬の風物詩・光のページェントだが、今年も街を照らした。街を彩るイルミネーション、鳴り響くファンファーレ。

クリスマスの朝
教会では歌と祈りが捧げられ、子どもたちの枕元にプレゼントが並ぶ。
イヴの夜にはベランダでサンタさんへプレゼントをお願いする娘とそれを見守る父親。仙台を拠点に活動するミュージシャン・澁谷浩次(yumbo)は震災直後に避難所で演奏した映像を動画サイトにアップした思い、幼い日のクリスマスの思い出を語る。
そして、22歳までサンタクロースを信じていたという仙台出身の岩淵弘樹監督と、その両親。震災後も続く営みのなかで、それぞれのクリスマスを迎える人々をとびきり愛おしく映し出す。

監督は派遣社員としての自身の生活を記録した『遭難フリーター』(09)の岩淵弘樹。
現在は、都内で介護福祉の職に就きながらインディペンデントの映像制作を続け、松江哲明監督・前野健太主演『ライブテープ』のセルDVD特典映像「ライブテープ、二年後」の演出や、「MOOSIC LAB.2012」で発表されたシンガーソングライター・大森靖子を追った中編ドキュメント『サマーセール』などを手掛けている。
そして、ついに劇場公開2作目を発表となった。自身の家族、故郷の人々を見つめた『サンタクロースをつかまえて』は、麓健一、yumbo、はっぴいえんどの音楽にのせて贈る、魔法のようなファンタジック・ドキュメンタリー!
Tiwtter等に寄せられた本作へのご感想はこちらから→togetter『サンタクロースをつかまえて』感想まとめ
枕元にお菓子満載の靴下

まるでまともに見られなかった、ずっと泣いていたから。
すべてのいとしい恋人たちよ、すべての寄りそう家族たちよ、
クリスマスにはこの映画を見に行ってください。
プレゼントのようなこの映画が、ひとりでも多くの人に届きますように。
― 萩野亮(映画批評)


クリスマスケーキを手に家路を急ぐ級友。
信仰に救いを求め、歌い踊るキリスト教徒。震災の傷痕をひた隠しにする嘘の町…
岩淵くんはそれらに対して言葉にならない違和感と疑問を投げかけてはいるが、
映画は否応なしに彼らに屈し、はっきりと彼らを肯定している。
そこが、この映画のドキュメンタリーとしての決定的な弱さであり、僕が最も感動した点でもある。
― 髙城晶平(cero)

喜ぶ子どもたち 昨年の12月、仙台の夜。カウントダウンの後、街路樹のイルミネーションが一斉に光を放った。 人々の歓声が広がる。華やかな歓声というよりは、よろこびの光を心で受け止め味わうような歓声だ。 重苦しい日々に希望を与えてくれるような、ここにいる人々を祝福してくれているような、亡くなった人に鎮魂となるような光。 震災後、仙台に帰った監督は、親しい人々をフィルムにおさめた。 悲しみと苦しさの中でも、人々は、昨年と同じようにクリスマスを祝おうとしている。 しかし、震災という大きな出来事をとおして、それまでとは違うクリスマスになっている。
スクリーンには、クリスマスの意味を深めている人々が映し出されている。
― 清水京子(女子パウロ会)

仙台の実家へ駆けつけた岩淵くんに、
喜ぶ子ども 母親がラーメンを作ってあげるシーン。
あそこで描かれている、日常が壊れた直後の変わらない親子の関係性にぐっと来てしまった。

― 王舟(ミュージシャン)


創作上の悩みが素直に画面に映ってしまう岩淵監督の正直な姿勢が好きです。
そんな悩める岩淵監督が、かくも優しいまなざしで、救いと希望を描くとは。
『サンタクロースをつかまえて』を見て、
僕にとって岩淵さんはちょっと気になる存在から、
今後も作品を見続けたい映画監督になりました。追いかけます。
― 矢田部吉彦(東京国際映画祭プログラミング・ディレクター)

サンタなんて俺んとこには一度も来たことないけど、
子どもの頃のクリスマスはやはり特別な日だったことをあったかい気持ちで思い出した。
そのあったかい気持ちは震災以降、時々やってくる。日常とか家族はうざいけど、あったかい。
岩淵クンの『サンタクロースをつかまえて』を観てそんなことを思った。
― 土屋豊(映画監督)

挿入歌 麓健一 yumbo はっぴいえんど
「メリークリスマス」 「家」「鬼火」「嘘の町」 「春よ来い」

澁谷浩次ライブ

麓健一

麓健一

シンガーソングライター。1981年生まれ。2006年、自主制作で音源を発表。以後、にせんねんもんだいの美人レコードよりCD-R作品、kitiレーベルよりCDアルバムを発表。最新のアルバムは2011年に発表された『コロニー』。本作監督である岩淵弘樹とは昆虫キッズを介して出会い、「バリケード」(2008年『美化』収録)のミュージックビデオを共に作っている。本作にはCD未収録である「メリークリスマス」を提供。 澁谷浩次


澁谷浩次 yumbo公式サイト

1970年北海道生まれ。94年より仙台市に移転して以降、仙台を拠点に音楽活動を始める。即興演奏グループ「日々の泡」などを経て、98年にバンド「yumbo」を結成。現在までに「小さな穴」(03)「明滅と反響」(06)「これが現実だ」(11)の3枚のアルバムCDを発表している。2011年3月1日、仙台市に「喫茶ホルン」を夫婦で開業した。

出演 カトリック八木山教会のみなさん 八木山カトリック幼稚園のみなさん 岩渕敏子 伊藤太郎 伊藤愛子 伊藤吏玖 伊藤紗瑛 瀬戸敏之 澁谷浩次 澁谷夏海 朝倉美幸 山路知恵子 前野健一 前野久美子 前野めぐる 岩淵恵子 岩淵真孝 ayame 朝倉虎士朗 朝倉志織 仙台市のみなさん 映像提供 撮影/前野健一 音響・マスタリング/本儀拓 『yumbo「鬼火」/2011.3.20 火星の庭にて』 朝倉英則 音声提供 エフエム仙台 スマイル宮城~ホープ フロム レディオ~ 『46万球のLED』 MusMus 『Pops up the mind wings』 演奏 麓健一 ホソマリ 澁谷浩次 大月俊二 澁谷夏海 高柳あゆ子 芦田勇人 山路知恵子 瀬戸晶子 関雅晴
岩淵弘樹

監督 岩淵弘樹

1983年宮城県仙台市生まれ。映画監督、介護職員。東北芸術工科大学映像コース在学中に制作した『いのちについて』(03)が「ショートショートフィルムフェスティバルアジア2004」に入選。
岩淵弘樹 2005年の卒業後、自身の埼玉県の工場で派遣社員としての自身の生活を記録した『遭難フリーター』(07)が「山形国際ドキュメンタリー映画祭2007 ニュードックスジャパン」「第32回香港国際映画祭」「第16回レインダンス映画祭」に招待され、09年に一般公開された。
第22回東京国際映画祭「日本映画・ある視点部門」作品賞受賞の『ライブテープ』(09・松江哲明監督)のメイキングドキュメンタリー『ライブテープ、二年後』(11)の撮影・編集を手掛ける。若手監督とミュージシャンが集った映画×音楽のオムニバス上映「MOOSIC LAB 2012」にてシンガーソングライター・大森靖子と作品完成を目指す自身の関係を綴った『サマーセール』(12)を発表。
現在は都内で介護福祉の職につきながら、豊田道倫や前野健太などのPVの撮影やライブ映像の制作を行う。

プロデューサー
撮影 山内大堂

1982年神奈川県生まれ。日本映画学校映像ジャーナルゼミ在学中からカメラマンとしてドキュメンタリー映画制作に携わる。主な撮影作品に『アヒルの子』(05・小野さやか監督)、『ただいま それぞれの居場所』(10・大宮浩一監督)、『無常素描』(11・大宮浩一監督)、『季節、めぐり それぞれの居場所』(12・大宮浩一監督)『ドコ二モイケナイ』(12・島田隆一監督)。現在、ドキュメンタリー映画のみならず、TVドラマやPVにも参加、活動の幅を広げている。

録音 辻井潔

1979年東京都生まれ。日本映画学校在学中に、ドキュメンタリー映画『国分寺リズムボーイ』を撮影・編集・監督。編集助手を経て、『パレスチナ1948・NAKBA』(08・広河隆一監督)を共同編集。編集作品に、『花と兵隊』(09・松林要樹監督)、『ただいま それぞれの居場所』、『ミツバチの羽音と地球の回転』(11・鎌仲ひとみ監督)、『ぼくたちは見た -ガザ・サムニ家の子どもたち- 』(11・古居みずえ監督)、『ドコニモイケナイ』、『隣る人』(12・刀川和也監督)、『100万回生きたねこ』(12・小谷忠典監督)等。今作には録音として参加するとともに、制作にも携わっている。

整音 山本タカアキ

1977年、静岡県生まれ。日本大学芸術学部映画学科録音コース卒業。冨永昌敬、沖田修一、入江悠をはじめ、多くの若手映像作家の作品に録音/整音で参加。映像以外にも万博パビリオンから研究用音声に至るまで多種多様の音声を扱う。冨永昌敬監督との『亀虫』『パビリオン山椒魚』『乱暴と待機』や、『SR サイタマノラッパー』シリーズ、『劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ』(入江悠監督)、『婚前特急』(前田弘二監督),『ライブテープ』『トーキョードリフター』『フラッシュバックメモリーズ3D』(松江哲明監督)等がある。


撮影協力 2011仙台光のページェント実行委員会 カトリック八木山教会 高橋春子 cafe Mozart book cafe 火星の庭 池袋ミュージックオルグ 7e.p. 制作協力 大澤一生 上落合スタジオ 企画・製作 ballooner プロデューサー 山内大堂 撮影 山内大堂 岩淵弘樹 録音 辻井潔 沼倉光乃 特機 辻井潔 編集 山内大堂 岩淵弘樹 整音 山本タカアキ 車両 浅野政彦 音楽録音 馬場友美 宣伝美術 成瀬慧 予告制作 辻井潔 宣伝・配給 東風


劇場情報


千葉県  TKPシアター柏 電話番号:04-7141-7238
公開日程 2013年3月10日(日)~3月22日(金)まで 不定期上映
3月10日(日) 15:30~
3月12日(火) 14:55~
3月14日(木) 15:05~
3月15日(金) 17:35~
3月18日(月) 15:30~
3月20日(水・祝) 17:50~
3月22日(金) 17:20~



東京都  ユーロスペース 電話番号:03-3461-0211
公開日程 2012年12月8日(土)~12月28日(金)まで 上映終了



宮城県  フォーラム仙台 電話番号:022-728-7866
公開日程 2012年12月22日(土)~2013年1月4日(金)まで 上映終了



愛知県  名古屋シネマテーク 電話番号:052-733-3959
公開日程 2012年12月15日(土)~12月19日(水)まで 上映終了



京都府  京都みなみ会館 電話番号:075-661-3993
公開日程 2012年12月22日(土)~12月25日(火)まで 上映終了



大阪府  シアターセブン 電話番号:06-4862-7733
公開日程 2012年12月23日(日)~2013年1月4日(金)まで 上映終了



広島県  横川シネマ!! 電話番号:082-231-1001
公開日程 2012年12月25日(火)~2013年1月4日(金)まで 上映終了